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20:30〜21:30
ビジネスに効く「生きる意味」について、5回シリーズで迫ります。
『今、知っておくべき、何が人の幸せか。』
最終回のテーマは、
明るい未来を作るたった一つの方法
〜崩れない幸せ、変わらない幸せ〜
についてです。
未来が暗いと、現在が暗くなる。
未来が明るいと、現在が明るくなる。
明日がテストだと、今日から心が暗くなります。
明日が遠足だと、今日から心が楽しくなります。
私の心は、未来と密接に関係していると言えるでしょう。
明日の安心を手に入れて、今日を幸せに暮らしたい。
これが人類永遠の願いかもしれません。
狩猟生活では、明日の食料が保証されません。ですから、農耕を始めて、食べるものに困らない安心を手に入れようとしました。しかし、農業は天候まかせですから、
明日の天気は? 今年の収穫は? と不安はなくなりません。天気を予測したり、祭礼・儀式によって、安心を得ようとしました。そして、食料を貨幣に変えて、財産を蓄える人々が現れました。財産が欲しかったのではない。安心したかったのでしょう。しかし、財産を奪う者が現れ、命を狙う者に対して、自ら戦い、政治の助けを借りて、安心しようとしました。ですが、現代社会においても、不安は変わらず存在し、戦争・犯罪・事件・事故・病気・災害、、、、、円安・物価高騰・リストラ・ネット炎上、、、、、ますます明日の不安は高まっているようです。
明日の幸せが確定したら、今から喜べるのに。果たして、そんな未来は存在するのか?
『 明るい未来を作るたった一つの方法』について、仏教を専門に学び、地球の裏側〜ブラジル〜で、布教された経験の持ち主、吉岡先生に解説して頂きます。
20時30分〜21時30分
『今、知っておくべき、何が人の幸せか。』
第4回目のテーマは、
『幸せを壊すのはいつも自分 。』〜私とは何か〜
についてです。
幸せになるために、リスク対策をしましょう。
つまり、幸せを壊すものに対する壁を用意して、予防する、ということです。
そうでなければ、せっかく手にした幸せも、水の泡となってしまいますよね。
これを教えられているのが、賽の河原(さいのかわら)です。人が死んだ後に賽の河原を渡る、などと言われますが、そうではありません。賽の河原では、石積みをさせられます。河原にはたくさんの石がありますから、それを積み上げていけば、どんどん高くすることができます。しかし、そこに鬼が現れて、積み上げた石を叩き崩してしまいます。そして、人は、また1から石積みを始めるのです。
これは永遠に続く、終わりのない地獄の苦しみです。
私達は、勉強し、いい大学に入って、いい会社に入って、お金を貯めて、家を建てて、旅行したり、美味しいものを食べたり、人助けをしたり、趣味や仲間と遊んだり、、、、、
様々な石を積み上げて、幸せになろうとしています。
アップルの創業者 スティーブ・ジョブズ氏は、人生の最後に、こう言い残したと言われています。
「他の人の目には、私の人生は、成功の典型的な縮図に見えるだろう。しかし、仕事をのぞくと、喜びが少ない人生だった。人生の終わりには、富など、私が積み上げてきた人生の単なる事実でしかない。」
多くのことを成し遂げ、手に入れることで、多くの石を積み上げたことは”事実”ではありますが、”幸せ”ではなかったのです。
〜〜〜〜〜
石を崩されても、また積み直せば良い。
諦めないことが素晴らしい。
〜〜〜〜〜
その通りだと思いますが、
老い と 病 と 死
を目の前にすると、再び石を積むことは難しいのです。
皆さんは、
石を積む技術を磨くこと
、と、
積まれた石を崩されないようにすること
のどちらが大事だと思いますか?
どちらを優先的に学びますか?
積み上げた石を叩き壊す鬼とは何なのか?
それに対策はあるのか?
仏教を専門に学び、地球の裏側〜ブラジル〜で、布教された経験の持ち主、吉岡先生に解説して頂きます。
20時30分〜21時30分
第3回目のテーマは、「苦しみを乗り越える力を得る。〜苦しみの中に幸せを見る方法〜」についてです。
人が生きていく上で、逃れることのできない苦しみを「四苦八苦」と教えられています。誰もが、健康でいたい、そのためには若くありたいし、そして死にたくない。そう願うからこそ、「老いる」という苦しみ、「病む」という苦しみ、「死んでいく」という苦しみは、逃れることができないのです。
釈迦は、皇太子であられた時に、「今は若くて聡明で、地位と権力を手に入れているけれども、老いと病と死の苦しみを乗り越えることはできない。」と悟られ、29歳の時、ただ一人、城を飛び出し修行に打ち込まれました。
多くの人は、修行によって煩悩を無くし、苦しみから逃れたのだろう、と思うでしょう。しかし、それは誤解です。釈迦は、修行を捨て、菩提樹の下で座禅瞑想に入り、苦しみを抜け、幸せになる道を思索によって切り開かれ、35歳の時にブッダ(仏陀)となられたのです。
日本の親鸞も、比叡山での修行を捨て、法然の教えを90日間、聞き抜いたと言われます。
修行によって、煩悩を無くし、幸せになるのが仏教の教え、ではないのです。では、老いと病と死から逃れることができない私達が、幸せになれるのか?どんな幸せがあり得るのか?
聞いてみたいと思います。
20時30分〜21時30分
第2回目のテーマは、「苦しみの向こうに幸せがあるのか。〜幸せを知るため、苦しみを紐解く〜」についてです。
幸せについて知るために、苦しみについて考えてみます。四苦八苦した、と言えば、苦労したことを言います。これは仏教の言葉で、どんな人でも逃れることの出来ない4つの苦しみがある(四苦)、さらに4つの苦しみを足して8つの苦しみがある(八苦)と教えられたものです。決して、四苦と八苦で、12の苦しみがある、ということではありませんし、ましてや「4✕9(しく)+8✕9(はっく)=108(煩悩の数)」という語呂合わせでもありません。「どんな人でも」、王様でも、大富豪でも、ホームレスでも、変わらず受ける苦しみです。「どんな国でも」、日本でも、アメリカでも、中国でも、アフリカでも、どこに生まれても変わらない苦しみです。「いつの時代でも」、令和の時代も、昭和の時代も、江戸時代や縄文時代であっても、8つの苦しみは変わりませんでした。ですから、私たちが、今までも、今も、これからも、苦しむのは、この四苦八苦なのです。それを知ることは、苦しみを解決して、幸せになる道につながります。
古今東西の苦しみを紐解きます。
20時30分~21時30分
ビジネスに効く「生きる意味」
企業のPurposeが大事になっています。それは同時に、人が生きるPurposeが大事だということです。
しかし、誰もが幸せになりたくて生きているのではないでしょうか?幸せになること、これが生きる意味(Purpose)と言われて、反論する人はいないと思います。
その「幸せ」が問われているのです。
お金があれば「幸せ」ですか?
大きな家に住めば「幸せ」ですか?
家族仲良く暮らせれば「幸せ」ですか?
やりたい仕事ができていれば「幸せ」ですか?
「幸せ」とは何か、を解説します。
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12月18日(土) 20:30〜21:30
オープニング 5分
セミナー 40分
シェアタイム 10分
クロージング 5分
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Zoom開催 ➡ 申し込みされた方に、ID/PWをお知らせします。
「生きる意味はあるのか?」
どんなに苦しくても、
【このために】
私は生きる、と言える。
苦しい時、一体なぜ生きるのか?、と考えずにおれないでしょう。コロナ禍で、経済的に困窮する人が増えています。感染の後遺症やワクチンの副作用など、どうすることもできない苦痛を受けている方もあります。
~苦しみの花は色変わり~
たとえ、コロナ禍が終息しても、私たちの目の前には、様々な苦しみが、入れ替わり、立ち替わり、現れてきます。それら一つ一つに対処することも大事、困ったら助けを求める、助けてあげることも大切です。しかし、一番大事なことは、どんな苦しみも乗り越えて、私は【このために】生きる、という目的を知ることではないでしょうか。生きる意味を知れば、困難を乗り越える力が湧いてきます。
鎌倉時代後期に書かれたと言われる「歎異抄」に教えられている「生きる意味」について、仏教講師として、ブラジルでの布教経験もあり、グローバルに活躍されている吉岡先生に解説して頂きます。
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11月20日(土) 20:30〜21:30
オープニング 5分
セミナー 40分
シェアタイム 10分
クロージング 5分
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Zoom開催 ➡ 申し込みされた方に、ID/PWをお知らせします。
幸せになれない理由は、親のせい、なのでしょうか。
子供は親を選べない、と言われます。だから、ガチャガチャを回して、良いものが出た人は幸せだが、悪いものが出た人は不幸せ、という考え方が「親ガチャ」と言われているようです。
では、良い親、とはどんな親で、悪い親、とはどんな親でしょうか。
〜〜〜 そこに、あなたの幸福観が現れます。 〜〜〜
はたして、幸せになれない理由は何なのでしょうか。
結局はお金だよ、という人もあります。だから、金持ちの家に生まれれば幸せ。貧乏な家に生まれたら不幸になるんだ。ということは、お金があれば幸せなのでしょうか。
親が社長ならば、就職で困らない。だから地位や名誉だ、という人もあるでしょう。地位や名誉があれば、幸せですか?
親といっても、人間ですから、才能も経験も能力も、人それぞれ違います。その親がつくる家庭環境も、千差万別です。
しかし、この世に命を授けてくだされた方、という点で、全ての親は同じです。
「人間に生まれて来てよかった。」と親に感謝できる人は、幸せではないでしょうか。
反対に「生まれてこなければよかった」と、親を恨んでいる人は不幸ですね。
何が私達の幸・不幸を分けるのか。仏教を専門に学び、地球の裏側〜ブラジル〜で、布教された経験の持ち主、吉岡先生に解説して頂きます。
【特別投稿】
2022年2月7日 朝日新聞「声」欄に、
「死を思うことは恐ろしいけれど」
を投稿された吉川結芽さんへ、メッセージを送ります。
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死が怖いというのは、大人も変わりません。死は年齢・性別・人種・国籍など、多様な人々があっても、全ての人に平等に訪れることです。
そして、やがて死ぬ存在、と知ることは大事なことで、哲学者ハイデッカーは、『あなたは死にゆく存在だと目覚めなさい』、と主張しています。それは、悔いのない人生をおくるためです。
「死んで戻ってきた人はいない。」「考えて分かることでない。」「心配しないで今を楽しく生きなさい。」「私達だって分からないから、大丈夫。」という人たちばかりです。
しかし、今を楽しく生きる為に、未来を知る必要があるのです。
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仏教では「生死一如」と教えられています。生と死は紙の裏表で、切り離して考えることは出来ない、一つのことなのです。
そして死を考えるとは、死んだらどうなるか、を考えることです。東大教授 岸本英夫氏(故人)は、著作「死を見つめる心」の中で、「この点に集中してくる。」、と表現されました。
「死んだら何も無くなる、気楽に生きよ。」という人もあります。
しかし、あなたが恐怖を感じるのは、今を生きる意味が無くなるからではないでしょうか。
そして、死後が無いなら、生が突然生まれることになる、過去から見れば現在は死後。過去があって現在があるのだから、現在があれば未来がある。死後はあります。これは科学的にエネルギー保存の法則に適います。
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そこで問題は、死後の世界は楽しいか、苦しいか、です。それは、今の自分で決まるのです。未来を作るのは、現在の自己です。これは因果の法則です。
そして「我が歳きわまりて、安養浄土に還来す」(親鸞、御臨末の御書)と未来がハッキリした人もあるのです。
明るい未来に向かって、学び、挑み、生きてください。そして、吉川さんが生きる意味を知る時が来ることを、願って止みません。
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(上記メッセージを朝日新聞に送りましたが、採用されませんでしたので、ここに記載します。)
いよいよオリンピックが開催されるようです。選手たちには最高のパフォーマンスを発揮してもらいたい。そして、日本から世界へ、夢と希望を発信してもらいたい。
様々な問題がありますが、備えを万全にして、安全な大会になってもらいたいと願います。
未来がどうなるか、分からない。これが不安の元です。未来を楽観視して、備えを怠れば、大変な苦痛を受けることになります。
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私の未来はハッキリしていますか?
新型コロナウイルスに感染しなくても、様々な病気が襲ってきます。たとえ健康であっても、日に日に衰え、老後を迎え、やがて介護のお世話になります。老後はなくても、死んでいく未来を逃れることは出来ません。未来の不安をあおるのが目的ではありません。未来をみつめ、その不安を解消することが、現在を明るく、楽しく生きることにつながるからです。
あともう少しだ。頑張ろう。
緊急事態宣言が解除されて、ぽかぽか陽気。満開の桜を見ていたら、花見がしたくなるのは仕方がない。
新型コロナウイルスの第3波、第4波、が心配されています。それが、これまでの対策を全て無意味にしてしまうかのように。
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しかしそうではありません。すでにワクチンが出来ているのです。接種も始まっています。これから、多くの人がワクチンを接種して、免疫を獲得すれば、今までのように恐れて暮らす必要はないのです。
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新型コロナウイルスによる致死率は、約2%。100人の感染者のうち、2人は亡くなってしまう。しかも、あっという間に。
私たちは、「本日の死者は〇人でした」、というアナウンサーの言葉に対して、数字の向こうにいる人たちに、思いを馳せる必要があります。突然、大事な家族を失った人たち。最後のお別れを言うこともできず、遺体に触れることもできなかった人たち。
そんな悲劇を避けるには、感染者を増やさないこと。これしかなかったのです。私たちは、そのために努力したのです。世界的に見ても、よく頑張りました。
でも、もう大丈夫。これからはワクチンを接種して、新型コロナウイルスによる致死率自体を下げることが出来るでしょう。あともう少し。みんなで頑張ろう。
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人生の苦労も同じです。あともう少し、頑張ろう。そのようなゴールがあれば、苦労も乗り越えらえるのです。そのゴールこそが生きる意味です。生きる意味はあるのです。多くの人に生きる意味を知ってもらいたい。
失って、初めて知らされることがあります。
満面の笑顔から伝わる幸せ。
教室に、毎日集まった、友達のぬくもり。
親子で過ごす時間の短さ。
実家に暮らす両親がいる安心感。
全身で歩ける力強さ。
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だからこそ、今の幸せを喜びたい。そして、もう一つ、考えなければならないことは、失うことのない幸せを手にしたい、ということ。たとえ今を喜んだとしても、失ったときの悲しみは逃れられない。失うことのない安心こそ、本当の幸せであり、生きる意味がそこにある。
10年前は何をしていたか?
日本中の誰もが振り返ったことでしょう。東日本大震災で亡くなられた方は2万人。コロナウイルスで亡くなられた方は、この1年で8000人を越えたところですから、被害の大きさを改めて知らされます。未だ復興は終わらず、故郷に帰れない方もあり、10年間という時の重さを考えずにはおれません。
私たちは、10年前よりも今が幸せでしょうか。10年後は今よりも幸せでしょうか。
自然災害とパンデミックは、人の力ではどうしようもない事態を私たちに突きつけました。どんな幸せも、突然崩される時があるのならば、私たちは何を信じて生きれば良いのでしょうか。生きる意味があった、と喜べるのは、壊れない幸せになれた時です。
コロナ禍で何もできなかった。
修学旅行にも行けず、学校の行事は次々と中止。入試だって、マスクしながら。なんで、私たちだけ、こんな目に。
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昨年、今年と受験生は大変でした。そして、楽しいはずの学校生活が、新型コロナウイルスによって、奪われてしまった。そう感じるのも仕方がないと思います。しかし、振り返ってみれば、阪神・淡路大震災で、勉強しながら亡くなった方もありました。東日本大震災は記憶にあるでしょう。災害だけでなく、バブル崩壊やリーマンショックに、就職活動が重なり、入りたい会社に入れない人もありました。時代が与える試練を乗り越えて、どう生きるかを選択するのは自分です。何のために生きるか、生きる意味を知り、自分の人生を生き抜きましょう。
終息の見えないコロナ禍。Stay Homeで動けず、テレワークで会社へ移動することもない。旅行にも行けず、経済は動かない。世界が立ち止まってしまった。
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折角だから、立ち止まって考えよう。
これは、人口減少社会を迎えた日本の試練と同じだ。人口が減れば、需要が減る。経済は縮小する。働く人も少なくなる。拡大することを善としてきた、資本主義経済にストップがかかったのだ。バブル崩壊後、再び成長を、もう一度右肩上がりの経済を、と一貫して求めてきたものは何だったのか。
違うんじゃないのか。私たちが求めてきたものは、本当の幸せなのだろうか。誰もが幸せになりたい。幸せな人生を求めて生きているのではないのか。
本当の幸せとは何か。どうすれば幸せになれるのか。それをハッキリさせよう。
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